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by arco-iris71

Entre dos países~2つの国の間~

唯一の同期、Tさん(ブラジル人とのハーフ♀)は秀才で可愛らしい方。いつもメールで「明日から給食始まるねぇ。」とか「今日もがんばろう!」なんてメールをしたり、相談し合ったりできる良き仲です。

あたしは彼女のことが大好き。だからこそ、在日ブラジル人と日本人との壁の現実が悲しくて涙が出ます。

前にも言いましたが、あたしの勤務する小学校はブラジル人移住区とされているところにあり少々物騒です。学校に行ってない中学生くらいの子たちが悪いことにうちの児童を巻き込んだりします。

道路には要らなくなったものが投げ捨てられ、タイヤや焼けた車が落ちていたり、交通マナーもよろしくない地区です。

先日、全国ニュースでその団地のことが取り上げられたくらい。

若い人、お金がある人はその地区を出て行き、残された日本人たちの文句と怒りが後を絶ちません。

小学校でも保護者との特殊な問題に当たることが多いです。例えばブラジルでは学校の掃除はパートのおばさんがやるので児童がやることに理解できない、とか、勝手に学校を休み連絡を入れずにいなくなる、バカンスや子守りという理由で簡単に休ませてしまう、など。

確かに文化も言語も違いすぎる2つの国。でもどうして歩み寄ろうと努力したり、話し合って理解を深めたり認め合ったりすることがこんなに難しいのだろう。わかろうとする前にもう一線引いて嫌いになってしまってないかな。

それでも学校に来ている子どもたちは大変無邪気で元気で、そういうのを見ていると、なんとか役に立てるような気になって救われます。



来週は可愛い可愛い1年生の指導に当たります。ちなみにtietie先生は今年そんなぴかぴかの1年生担任だそうで!これすごいことよ。かっちょい~~がんばれよ~~!!!

彼女と至った結論:一年生、それは国籍問わず宇宙人である。

「しぇんしぇ、あのね、あのね、あたちね、・・・」 と言っているうちに何が言いたいだか忘れちゃうレベル。

あん、かあい~!!来週あたりには憎たらしいに変わっていないことを願う。
by arco-iris71 | 2006-04-08 13:15 | Educación~教育~